“会いたい人ってどんな人?会ってみなけりゃわからない…??”
結婚相談業を長年していると時代とともにお世話の仕方が変わるのを痛感する。
以前は身上書に写真を添えて個々の相手に紹介したものだ。
そこには住所や親の出自まで記入されているものもあった。
本人を推薦すべく安心材料を書いて相手を納得させる意図であったのだろう。
今では個人情報保護法の前にお会いするべきご本人の情報すら十分には開示されない。
確かにこの法律によって救われる場合も多い。
ストーカーやDV被害者にとっては絶対不可欠のものである。
ただ婚活の世界において、そのお世話をする立場である私としては今一つ解せない感がある。
昨日秋篠宮家の眞子様の小室圭さんとの結婚に向けたメッセージが公表された。
結婚を誓うお二人と宮家のご両親のどちらのお気持ちを優先されるのか。
これについては別サイトで私なりの考えを提言している。よろし/ければご覧になっていただきたい。
マイベストプロ茨城 https://mbp-japan.com/ibaraki/sakibridal/column/5070155
私たちの勧めている現在の婚活は、写真と大まかな内容のプロフィールをもとに気になったら申し込んでお会いしてみるという形をとっている。
その方の仕事ってどんな仕事?会社員だけではわからないよ。家族はどんな人たちなの?これらを質問するとお会いして交際に進んだらお互いお話ししましょう、というお返事になる。いつの時代も慎重な方々がおり、具体的にわからないとお会いする気になれないという方もいらっしゃる。
とにかくお会いしてみればいいと思われる方もいらっしゃる。
‶会いたい人ってどんな人?会ってみなけりゃわからない。”期待感を感じる言葉ではある。
ただ、いざ自分の身内に置き換えて考えたとき、やはりある程度相手のことはわかっておきたい。会う前に判断して会わないとすれば会ってすぐ断るという時間等の無駄を省ける。
時代とともに婚活の形が変わるのであれば、法律や規則、規約の中で考え方も変えるべきなのかもしれない。