
『30年の経験・信頼からのアドバイス』
それもありますよね。人間観察と言うんですかね。嫌も何もなく、人と対峙するわけですから。私自身がいいことも、悪いことも含めて、かなり、学習はさせられてるのかなとは思います。
誰でもそうなんですけど、良いところばっかり持ってる人は居ませんし、悪いことばっかりっていうこともないですしね。ですから、悪いところとかっていうことも認めた上で、人と関わり合うこと、とっても大事なことなんですけど、いいことばっかりを求めようとするっていう、人間のそういうところ、サガというか、そういうのはあるんですよね。結婚にはそれは一番の、難しい、あれになると思いますよ、壁になるかなって言う気はします。みんな普通の人間なんだと思っていかないとね。
『人間的な信頼を結ぶアシスト』
警戒心っていうか、不安とか。私とこう、最初に会う方、会員さんでもそうですけどね。ある程度不安っていうか、緊張感とか、そういうのが絶対あると思うんです。だから、それが話をしてるうちに、私を信用できると思っていただけるか、あるいは、自分とは合わないなとか、いろいろ会員さんだって思うわけです。でも、そういったようなことは、これから、それこそ結婚しようとするお相手と会った時と同じわけですよね。まずは、この人って、信用できるような人かなとか、そういったようなことくらいはわかると思うんですけど。だからあれやこれやの条件よりも何より人間的な面ですかね。そういうのを、まず見て、安心だと思ったら、また、もう1回会ってみたらどうかなって思うんです。最初すぐに、ポッと、ダメですって言って断らないでね。1回で拒絶されるっていうのもちょっと、悲しいですもんね、みんな、誰だって、ただ特徴がないっていうことなんだと思うんです。アピールする力が弱かったとかね。でも、それはその人の表現力やらなんやらの問題で、性格もありますしね。だからもう1回、あともう1回、あともう2回とかっていうふうに、会おうとする気持ちっていうのは、持って欲しいかなって思います。


『印象に残すポイント2つ』
本当に一部で、「どうしても二度と会いたくないんだ」って言われれば、無理強いはできませんから、それはね。だけど私もよく、男性の方には言うんですけど、ただ会って「今日はどうもありがとうございました。さようなら」では、印象に残らないですよね。その人に、「今日会った人いい人だったな」とかって思ったら、いいと思ったところ1つ誉めなさいよ。今日ブラウスが良かったら「そのブラウス素敵ですね、似合いますね」とかね。「髪型素敵ですね」とか、なんでもいいと思うんです。そうすると印象に残るわけです。私は誉められたっていう。誉められて、気分悪くする人居ませんから、これは1つ印象づけられる。
それともう1つは、次に、会う約束じゃないですけど「今度、こういったおもしろいとこありますよ。ぜひご一緒しましょうよ。ご案内しますよ、いいとこありますから」とかね。そういうような、提案とかができれば、次に行けるんじゃないかと思うんです。だけどなかなか、そういったところ、勇気がいるみたいですね。男性にはいつもそれ言ってるんですけどね。
『言われてうれしいことを』
だからそうなんですよ。その人に自分を印象づけたいと思ったら何かしら残さなくちゃいけないわけですから。その印象づけるの、言われたとおりに言うか、あるいは自分独特に考えたものを言うか。私が言ったことと違った、じゃあ、あの人こうだったら「話し方、すごくいいですね」とか、「笑顔がいいですね」とか、なんでもいいんです。そういう、同じ、私が言ったパターンじゃないことを、でも、相手に印象に残るようなこと言えば、すごく、「自分が言われてうれしいこと言いなさいよ」ってことですね、結局はです。結局みんな、それにつきるんです。次に進むとか、よっぽど、一目惚れしたっていうのは別としましてもね。
